みぞれ混じりの雨が降って寒かった土曜日から一転して日曜日は暖か。
九段下の坂を登ると行く手には皇居、靖国神社と閑静なエリアに差し
今日は、出水電器試聴会の常連であるBANNAIさんとマイミクのベルウッドさんと連れ立って、同じく常連であるMさんのマンションを訪問することになりました。
日頃から神経をすり減らす激務の職業に就かれているMさんが、出水電器の試聴会で持ち込まれていたDISKは、南米や北アフリカをルーツとするJAZZやロックミュージックで、その中にコンチャ・ブイカのDISKがあり、それを紹介していただいたことがきっかけで、仲良くしていただける関係になったのです。
さて、小生が大阪へ帰任するということで、ご招待いただいた瀟洒なマンションのリビングにセットされたのは、エラックのブックシェルフスピーカー、ニューフォースの電源が別躯体となたプリアンプ、トライゴンのモノラルパワーアンプが2台。
そして当然ながら出水電器の島元社長による専用電源が、全ての機器を駆動しています。
奥様や可愛いお子様が寛ぐリビングに、これだけ大胆にSPケーブルをセッテイングされたお宅は初めて見ました(笑)
早速音楽を聴かせていただきます。
驚きです。
SPスタンド上に3点支持でセットされた本当に小さな小さなエラックの2WayバスレフのSPから、豊かな低音を持つバランスのとれた音楽が溢れ出してきたのです。
ヴォーカルもロックも、クラシックも何でも鳴る幅広い対応力には、同様に小型ブックシェルフSPを使用されているベルウッドさんも、これには驚かれたようでした。
しかし、試聴会の定番である、イーグルスのホテル・カリフォルニアを演奏したところで、やや音像が中央に寄りすぎて、リスニングポジションを移動すると聴いている音楽のバランスの変化が大きすぎるように感じました。
念のため、ショスタコ15番の2楽章で確かめると、同様に音像が中央に寄りすぎているのが判ったので、Mさんのお許しを得て、やや内振りにセッティングされたSPを、平行を基本に微調整を施しました。
こんな時小型SPは動かすのが楽ですね(笑)
調整の結果、音が部屋中に満ちて空間表現も向上して、リスニングポジションを移動しても、そう違和感を感じないレベルまでたどり着きました。
後は色々な音楽を楽しませていただきましたが、爽やかな好青年といった試聴会での会話どおり、Mさんの部屋で聴いた音楽は音色も豊かで聴く人の心を和ませてくれる癒しの効果がある、素敵なものでした。
ここでも、“音は人也”を改めて思った次第です。
お昼になり、午後からダブルヘッダーでマイミクさんを訪問する予定もあったので、もっと聴いていたい気持を抑えて、Mさんのご自宅を後にしたのです。
Mさん、本当にありがとうございました。
大阪に来られる機会がありましたら、拙宅のシステムでコンチャ・ブイカを聴いてみてください。
この日記はブログでも
コメント ※編集/削除は管理者のみ