この日は、オデオ大国の四国入りです。あれから15年、関西~四国 道中膝栗毛の想い出が蘇って来ます。さぬきオデオ倶楽部の皆さんはどうしているでしょうか。
当時の相方であるMt.T2さんと共に、今回は高速バスを使って大阪から神戸を抜けて淡路島に渡り、高松自動車道から高松駅に向かいます。このバスは、大阪からうどんを食べるためにさぬきに渡るグルメたちに愛用されている人気路線とのことでした。到着後に、さぬきでのアテンド役を引き受けてくれたモモンガさんと合流します。
3日目は、さぬきオデオ倶楽部のガチな硬派である教授邸とKin-ya邸見聞となります。
お二人とも以前から硬派の強面でしたが、その面持ちは益々もってクールさを増した様子で事前連絡も思うようには進みませんでした。今のお二人は、空気録音をYouTubeにアップしながら楽しんでいるとのことです。そこで、YouTubeの写真と15年前の日記からの回想で想像を膨らませることにしました。
教授邸(801taka邸)
15年前は、「リーゼントヘヤーに竹やり出っ歯、3連鳴らしてハイスピードで突っ走っていくイメージ」でしたが、今ではすっかり落ち着いて、「大人のイメージ」となっているようです。
以前から愛用されているB&Wノーチラス801はそのままに、800D3も導入されています。送り出しは、以前と同じESOTERIC P-0sを使われていますね。プリとパワーは以前と同じなのか違うのかよくわかりませんでしたが、床面に並べられた機器群の数は増えているようでした。四国では、スピーカー前の床面に所狭しと並べられた機器配置も特徴の一つかと思います。
過去の回想から印象深かったことをピックアップしてみます。
・100dBクラブ会長と自称されていた爆音派
・「破壊指令」・・・鼓膜と脳みそを破壊する、と宣言された初訪問
・「イノセンス」で最大音圧115dB(私はここでダウン)、Mt.T2は「ミッションインポッシブル」で120dBまで観測したとのことでした
・サウンドコンセプトは『ゴージャス&ダイナミック&ビューティフル』とのこと
・15年前のオーディオヤンキーは、今ではどのような変貌を遂げたのでしょうか?
Kin-ya邸
歯切れの良さは天下一品、さぬきオデオ倶楽部の中でも「お代官さま」と恐れられていた御仁です。15年前にモモンガ邸にご一緒した時に発せられた言葉も印象的でした。
「右下から音が出てない!」「音場空間が出来てない!」「このCDだめ、却下!」「こりゃ、HDちゃうやろ!」「あのスピーカーは壊れている」
ですがさぬきオデオ倶楽部ではこれが日常のようで、モモンガさんのいなす言葉の返し方も絶妙で、こんな「屈託のない意見交換の場」もあるんだなと感心してしまいました。「切磋琢磨」の様子を目の当たりにした気分です。こんなお代官さまも、その実、地元民に慕われている心優しいお医者様なんですよね。
15年前に使われていたスピーカーはPMCのMB1でした。送り出しもアンプ類も、今は総とっかえされているようです。
過去の回想から印象深かったことをピックアップしてみます。
・新しいリスニングルームを作って、音出しをしてショックを受けた。そこからルームチューニングの鬼になった話
・電子ドラムやサックス演奏を披露してもらったこと(この時に今でも思い起こされる気付きがありました)
・歯に衣を着せぬお代官さまの名言の数々が、また私たちを震え上がらせてくれるのか?楽しみなような、恐ろしいような・・・
さてさて、さぬきオデオ倶楽部の硬派のお二人は、15年の時を経てどのように変貌されているでしょか。興味津々の3日目です。
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