12日目 7th Wien – 帰国

日記・雑記
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ウィーンでのイベントは前日までに終えて、残すは帰国のみです。沢山の体験を重ね、新たな感動、以前に感じていたことからの変化(従来の認識が一変した)を抱えて空港に向かいました。そして、飛行機の中ではこれらをどう料理するかが頭の中に渦巻いていました。

 

2024年3月12日 天気:曇りのち晴れ

6時:起床

7時:朝食

10時:ホテルチェックアウト

13時:ウィーン空港発

6時:北京着

9時:北京発

13時:羽田着

 

今日で朝食の楽しみも終わりです。いつものように、7時の朝食の開始時刻にお気に入りのカフェルームに向かいました。そして、いつものようにお腹いっぱいの朝食です。ゆったりとした朝食の後は、バッキングしてホテルを出ました。

 

帰りも空港へはOBBのSバーンで向かいました。これに乗れば、市外乗車券(2ユーロ)を買うだけで空港まで行けます。空港にはフライトの2時間前に到着しました。この時点では、チェックイン(荷物預け)の乗客でいっぱいでした。長い行列を並ぶのもなんでしたので、30分ほど時間をつぶしていると行列も短くなりましたので荷物を預けてフライトを待ちました。

 

ウィーン空港を発ち、北京までは10時間あります。何もせずに座っているので、ウィーンでの音と音楽の体験が思い出されます。「新たなサウンド指標」は決まっています。しかしながら、それを実現するためには実行策と追い込みが必要になります。教会では、歌声は、ムジークフェラインでは、コンツェルトハウスでは、それらの体験の断片をひとつひとつつなぎ合わせて、ひとつにつなげる必要がありました。ですが、考えれば考えるほど矛盾に突き当たってしまいます。

 

冷静になるためにも空の上から地上を眺めると、ロシアの凍り付いた湖と、都市の様子が見えてきました。遠くから見ると、全貌がよく把握出来ますね。近くから見ることも、遠くから見ることも必要になるのです。

 

長い時間を使って、体験したことをつなげ合わせる作業をしていくと自分なりの解釈が生まれます。その解釈の具現化をしていけばよいはずです。そのために、具現化のための材料決めと実行方策案作りのイメージを膨らませていました。頭の中で考えたことがうまく進むとは限りませんが、案を作り、やってみなければ何も進まないのです。

 

そんなことを考えていると北京空港に到着しました。

写真は空港の食事所ですが、中国のイメージをよく示していますね。トランジットも2回目ですから迷うことなく羽田に向かうゲートに進めました。ここまでくればあと少しで帰国となります。北京からのフライトは明け方でしたので、朝日が出てきました。

 

北京から羽田までは約4時間です。この頃には帰国後のアクションイメージも固まって来ましたので、早く試したくてウズウズしていました。自分の仕事はこれからとなります。力をつけるために腹ごしらえをしてから帰宅しました。

散々な目にもあった7th Wienでしたが、得るものも大きい旅となりました。

 

<おわり>

 

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. ヒジヤンさん、こんにちは。そしてお帰りなさいませ。
    遅レス申し訳ございません。

    いや~大作ウィーン訪問記を楽しく読ませていただきました。
    ヒジヤンさんの非常に分かりやすい文章かつ描写も細かいので、まるでgenmiが旅したかのようにコンサートや観光を楽しめた気分です。
    現地での最初の滞在場所や列車でのトラブルはハラハラドキドキものでしたし。
    本当にご無事でご帰国されて何よりです (^^;)

    それにしてもコンサート三昧でしたね。一日三公演とかすごいです。
    それをただ「あー楽しかった」で終わらず、そこで得た経験や発見をご自身のサウンドにフィードバックするといったヒジヤンさんのオーディオに対する探究心にはもう脱帽です。

    これからヒジヤンさんがフルオケの再現性の向上を更に目指すのか、ジャンル関係なくオールマイティーに鳴るような方向性を目指すのか、それともどっちも同時に追うのか、genmi的にとても興味深く目が離せません。

    いずれにしても、不可能と思われることを可能にしてきたヒジヤンさんですから7th Wienの成果が確実にヒジヤンサウンドに反映されて高みに行かれることは間違いないと思っています!

    • genmiさん、ありがとうございます。

      今回はハラハラドキドキの旅でしたが、無事に帰ってこられて、実りの多い旅でした。若かりし頃に、見聞を広めるために世界中を旅して回ったgenmiさんの話も聞いてみたいです。

      >それにしてもコンサート三昧でしたね。一日三公演とかすごいです。

      ちょっと詰め込みすぎの感もありましたが、可能な限り詰め込んで来ました。それを活かせるかどうかは自分次第ですが、頑張っています。

      目指すところは、やはりクラシックですが、大編成から小編成に広げていくと、自然とジャズもよくなって来ました。どのジャンルでも突き詰めていくと、自然と他のジャンルも良くなっていくようです。だから気持ちの向くままに、クラシックで追い込んで他のジャンルはチェックする形で進めていこうと考えています。

      7th Wien Soundの追い込みは4月末完成を目標に進めていますので、完成の暁には検聴してくださいね。genmiさんに変化を認めてもらうことを目標に頑張ります。

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